債務整理

払う前にちょっと待った・・・。

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     お久しぶりです。

    あっという間に夏が過ぎましたね。
    今年の夏は暑かったですね。って毎年思いますよね・・・。 

    さて、今年の夏は二つの対照的な事案に遭遇しました。


    1 ある老夫婦からのご相談。息子さんが体調をこわし、
     しばらく自宅療養中。息子宛てに、消費者金融から請求の
     知らせが届く。200万円ぐらいあるようだが、息子は働け
     ないから、自分たちで払おうと思うんだけど、払って良い
     かとご相談。

      最後の支払い日が平成19年6月。

    2 一方、成人男性からのご相談。ずっと前に借りて返せて
     いなかった300万円のローンの債権がどっかに譲渡された
     とかで請求が来ていた。
      こんな訴状が届いたんだけど、払わないとまずいかと。

      訴状を見ると・・・

      A社へは、平成14年●月が最後の支払。
      平成24年にA社からB社に債権譲渡。
      被告は債権の内容を認め、平成25年6月までに6000円の支払いあり。
      以後、支払わないと。

    共に、共通の問題は「消滅時効」です。
     
      
    一般の債権は10年で時効消滅。
    商事債権は5年で時効消滅。

    時効消滅といっても、時効は「援用」によってしか効果が生じません。
    つまり、利益を受ける方から、時効を主張します!といわない限り
    債権は消滅しません。

    なので、請求すること自体は違法ではありません。


    さて、ここで、上記二つの事例を見てみると、

    1の老夫婦は、私に相談しに来た時点で、息子の代わりに一銭も払っ
    ていませんでした。
    後日、息子さんに来ていただき、債務整理を受任し、
    取引履歴を取り寄せ、確認しところ、平成19年6月が最後の支払でした。

    この場合は「時効消滅援用」の内容証明を一本送付すれば、はい、終了。
    200万円の債務はきれいになくなります。めでたし、めでたし。


    さて、問題は2のケースです。

    これも、平成25年6月に6000円などを払う前は、れっきとした
    「時効消滅」事案です。
    しかし、この男性、債権者からの支払要求に屈し、わずかながらの支払をして
    しまいました。
    これが運の尽きです。支払をしてしまうと、時効中断事由「承認」に当たり、
    時効消滅を主張できなくなります。
    つまり、時効期間が経過していても、請求を認めて一部でも支払うと、時効は援用しません、払いますということになり、時効が中断してしまうのです。

    債権者は、既に時効期間が経過してる債権について
    「1000円でも良いからしはらって」などといって、電話攻撃をしてきます。
    彼らの目的は、ちょっとでも払わせて、時効を中断させることです。

    ここで、1000円だったら払えるな、と思って払うと、終わりです。
    「はい、時効中断〜」と裁判を打たれるのです。汚いですね〜。


    とにかく、債権者から支払について電話攻撃が来たら、弁護士に相談してください。
    その請求、全額支払わなくて良いかもしれませんよ!

    1000円支払う前に、無料の債務整理の相談に行きましょう☆

     

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